あ…ありのまま今日起こった事を話すぜ!
「文章を書くのは久しぶりだからリハビリ程度にSSを一本くらい何とか書き上げよう。
と思ったらいつのまにか十本仕上がっていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
11月、インプットに徹した反動だったのだろうか。
お題詰めを最後にアップしたのは10/15。それ以降、色々な理由にかこつけて全く書いていなかった。何が一日一作だよ聞いてあきれる。
昨日で手元の積読がようやく一段落したので(※読み切ったとは言っていない)、書き方を忘れないうちにそろそろ取り掛かるか、くらいの軽い気持ちだった。
SSを書く時の信念として大切にしているのは『とにかく書き上げる』こと。『自分にダメ出しは癖になる』というのもあって、どんなに短くても、内容が薄くても、訓練と割り切って書き上げるようにしている。
ということで今日も、まあ何とか一本は書こうか、とPCに向かう。
お題引いたときにインスピレーションが湧いたときはメモを残しているから、メモが詳細に残っているものを選んでなぞるように文章を考えていったら、意外と簡単に一本出来上がった。それに気をよくして次も、また次も、と書き進めていくうちに、全くメモのないものも含めて七作出来上がっているところで我に返った。何が起きてるの…?
これ頑張ったら今日完成するのでは?という興味に駆られてそのまま続行。最後二作は正直もう脳みそ絞りすぎてカスッカスになってる実感あったし、とてもじゃないけど書いたものを読み返す気になれないくらい疲弊してるのも感じた。
それでも、一日で十本、字数にして一万字超えはかつてない快挙だ。わーい。ちなみにもうやりたくない。
そんなこんなで勢いだけで書き上げた回。
書き上げた順番と掲載順はイコールではない。なんとなく展開や字数を考えて、少しいじった。いつもは基本的にお題引き当てた順で書いてるしアップもそのまましている。書きたいお題を選ぶといつまでも手のつかないものが出てきてしまうからだ。これも訓練の一環。
作品ごとに。
■081 はじめてのおつかい
構想だけは練ってた。冒頭はずっと決まってたのに、肝心の中身が膨らまなかったので長らく放置されていた。そのせいで今回のお題が全体的に進んでいなかったのだ。
ほんとはよくわかんない洗剤の名前を見て「何これ?」「ハーブだろう」とか見当違いのところを探して全く見つからない、みたいな文章を盛り込んでもう少しお題に忠実になるはずだったが…うまいこと思い浮かばなかったので潔く諦めた。
■082 悪魔の発明
勢いだけで書いた。特筆すべき点は特にない。
■083 嵐の夜
お題引いたとき、幻想的な雰囲気をイメージしてあらかたプロットを書いておいたので、比較的苦労せず肉付けだけ頑張った。バス停で雨宿りする話と少し似てしまう部分があるなあと思いながらも、推しカプと雨という大好きなテーマだったので嬉々として書いた。推しカプと雨はよい。
■084 桃色の面影
勢いだけで書いた。謎の毛玉登場。こういうの書く時、やたらそれっぽく書いてるくせにビジュアルとしては一切思い描けていないのって字書きあるあるだよね?
勢いで書いた割には割と気に入っている。
■085 魅惑のサンドイッチ
これは本当にお題原文に萌えすぎた。もう作品なんかより原文だけ読んで欲しい。
しかしながら推しカプに当てはめるのはなかなか難儀であった。二人ともそんなこと言わなさそうじゃん。言わせたけど。
本文に関しては、勢いも衰えた脳内カスッカス状態で臨んだので内容が薄い。
■086 無防備
短すぎ。字数にして600字に満たないのはたぶん過去最短。でもこれはお題引いたときに構想は決まってた。本文が11視点、お題が6視点、お題を読むと本文でよくわからなかった6の行動の真意がわかる、なんていうような……はい、もっと精進します。
■087 浜辺の白
これもお題引いたときにかなり詳細な構想を練っておいたもの。今回の十作の中で一番気に入っているかもしれない。字数と言い力の入れ具合が明らかに違うからすぐわかるね。
ツンデレとスパダリの相性がいい話。
■088 ゼラニウム
勢いだけで書いたシリーズ。お花育てるシリーズは苦戦しがちだけど、勢いだけで書き上げた。本当に勢いしかないから特筆すべき点がない。勢い大事。
■089 ひとはだ
脳内カスッカスで書いた後半の作品。というかもはや書けなくて、お蔵入りしているプロット倉庫で似たようなテーマのものがあったから引っ張ってきて無理矢理形にした。
後日読み返したら絶対一番手直しが入る。
■090 寄りたい背中
一応これはプロットが出来上がっていた。けどこれも後半の疲れた頭で臨んでいたので、ちょっと薄いかな、と感じてる。
この作品は今回の十作の中で一番タイトルがまともというかそこそこ考えて付けれた。
綿矢りさ「蹴りたい背中」は多感だった中学生の時に初めて読んで、それまでナルニアとかハリーポッターとかの壮大なファンタジーばかり読んでていた私にかつてない革命を起こした。こんな作風の本があったのかと。そしてその身近な題材を扱った作風を目の当たりにして、漠然と自分にも本が書けるんじゃないかなどと勘違いを起こすきっかけとなった作品。何の話をしているんだ。
背中合わせっていいよねってハナシ。
お題90作達成。
本当は年内に100を目指そうとしていて、いやでもさすがに12/10時点であと20作は無理しょ…て思っていた矢先にまさかの1日で10作書き上げるという暴挙を成し遂げたので、意外とこれ行けるんじゃないか?なんて思っている。
もちろんこの後は一日十作なんて言う無茶はせず、こつこつと一日一作取り組んでいくという前提だけれども、それでも明日から取り掛かれば難なく間に合う。年末は休みも多いしね。
ひとまず年内100題完成を目指してみたいと思っている。