【創作】116お題詰め08

振り返りとだらだら語り。 ※ログより



久しぶりにお題をまとめてアップすることができた。8月にアンソロ原稿と単発をアップして以来、しばらく書けなくなってしまって放置していたのだけど、意を決して10月からまた取り組み始めた。
これを乗り越えないといつまでたっても書き途中で悩み続けるだけだ、と思ったので、何が何でも、どんなに短くても、ひとつ、形にする!と決めて、打ち込んだ。
ひとつ書きあがったらあとは数珠繋ぎというか、身体が思い出したのか、時間の取れるときは毎日一つずつ仕上げていけた。休みの日は三本書き上げたりした。あの日は何かが降臨していた。

内容も、また少しレベルアップしたように思う。というか、今読んでる本の影響がもろに出ているのが自分で分かる。本を読むことは血肉になるのである(と信じている)。
今回は十本すべてにおいてタイトルを真面目に考えることができた。お題に関しては、内容が予測しやすいように単語そのまま使うんでいいかな、と思ってたけど、これも訓練として。割とどれも気に入っている。

十月なので、意識してストーリーに秋を絡めた。金木犀、いも栗かぼちゃ、コスモス…
前回のお題が梅雨明けの話だったのに、もう衣替えして、はては晩秋の話までしている。季節の巡りは早い。

作品ごとに

■071 秋めいて
お題としては頭を悩ませた。結局、服を買いに行こうね、というやり取りだけでそこそこの文字数駆けたのと秋の雰囲気が出せたので、本文からお題に続く、みたいな形で満足してしまった。内容は秋をたくさん取り入れられたので満足している。

■072 旅行二日目
前に自然公園に行ったときに花が全くないのにずっと甘い香りがするという経験をして、それがまたとても清々しいものだったので、あの感覚を作品に取り入れたいと思って、此処で達成できた。
お題としては…ツーショット取るような雰囲気に持っていくのが難しすぎて、曲解して書くことにした(この辺で捻じ曲げて解釈することを覚えていく)

■073 キスしないと出られない部屋3
突然終わらせてしまった。しかし正直この手の話は似たものも多く書いてきたし、ね(飽きてる)。

■074 眠れぬ夜の供
大大大好きなシチュエーション。眠れぬ夜、キッチン、寒さと温かさ。似た話もう上がってるけど、何度でも書きたい。夜のキッチンであれそれいたすお話はもうひとつ、いつかアップしたいと思って控えている。

■075 目覚めの一打
便利な設定、長期任務。優雅に惰眠を貪る11は大いにアリ。
鈍感な11にふりまわされてヤキモキしている6っていうギャグテイストは好きな気がする。うまく書けないけど。

■076 乾燥注意報
ハンドクリームとかで似た雰囲気の話を書いたなあと思いながら、特に深みもなくお題の通りに。場所はよくわからん。

■077 三色菫と晩秋
お花のお題はこれまでもこの後もたくさん出ているのだけど、正直ワンパターンになってしまうから難しい。サンシキスミレはパンジーのこと。冬のいろどり代表格、らしい。執筆によって得られる知識がいろいろあるのは楽しい。

■078 いなくならないように
甘える系のお題はすごくかわいくて身悶えるけど、自カプに当てはめるのは結構難しいなと思いながら捻らせた。推理小説は推理しながら読むタイプの11と、物語に入り込むタイプの6、とイメージしながら書いた。

■079 秋桜と少女
11不在回。お題やってきて他のキャラメインで出したのもしかして初めて?
14さんは動かしやすくて、普段はなかなか書けない無邪気さや女の子らしさが出せるのがいい。
特に深い意味はないけど、機関員たちは14の顔認識しているんだっけ??と思い、なんとなくフードかぶせておいた。別に脱いでてもいい。

■080 熱に浮かされ
捻くれ6さん。付き合っていてもいいし、そうでなくてもいい。なんで11が近くにいたのかとか、何も深く考えてない。スパダリだからじゃね?(適当)
機関員116において、若干一人相撲感ある6さんの立ち位置が好き。勝手に敵視しているけど、11は全然気にしていない、なんなら眼中にない、なんていうような。

 

80個達成。先日、100個目のお題を引き当てたので、いよいよ終わりが見えてきている。
諦めていたいくつかのお題も、曲解に曲解を重ねて何とかできないものか、しばらくしたらまた取り組んでみたい。