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2021.2
【創作】お題詰め10
R3.2.4、推しのSS100個完成!
作品ごとに。
■091 瞳の奥
二人の目の色が大好きです。私の解釈では、11の目の色は広く高い空の色、6の目の色は深く静かな海の色。Re:COMの11美しすぎてずっと見てられる。碧眼は正義。
美しさの影にある闇に惹かれるという話(とてもこじつけ)
■092 目覚めは隣で
カップルの朝が大好きだという話はn回目だと思うけど本当に好き。
6さんが朝ご飯作ってくれる回。このあとお部屋に戻ってだらだらいちゃいちゃ過ごしました。
■093 ステイ
仮題のままいってしまった。『待て』されてるイメージから。
過去作の『ご褒美』は自分の中でめちゃくちゃ気に入っていて(どちらかというと気に入っているのは前半の11描写の方だけど)いつかこの二人がもう少し距離を縮める話が書きたいと思っていた、ので、そんな気持ちを思い出しながら書いた。
まだ大人しく様子見している11。たぶんここから6は逃げに入り始めるので、そのうち痺れを切らして11が強引に捕まえに行くといい。続き来い。
■094 ゆきあそび
「寒い日」「朝」というシチュエーションが好きすぎて似た話が多い。
私の書く11は雪が好き。理由は作品の通り。ほとんど同じ言い回しを他の作品で書いている気がするが気にしない。好きだから何度でも書いちゃう。
■095 ジャムになれ
お花のお題は難しい。捻りまくって、ほとんどパンジーは関係ない。というか何故パンジーだけで二枠もお題があるのだろうか…ほかのお花に関しても、バラとかチューリップとかありきたりな物でないところが製作者様のこだわりを感じる。私はといえばアプリコットと聞いてジャムくらいしか思いつかなかったのでこんなことになってしまった…閑話休題。
「花は聞いている」の解釈は色々あって、6がぼそぼそ言ってるのを11がこっそり聞いていた(自分のことを平然と花呼ばわりする)んでもいいし、花と気持ちの通じている11がお花さんから教えてもらった(突然のファンタジー)とかでもいい。私はすぐ読んでいるものに影響される。後者が許せる人、よしもとばななの「王国」シリーズをどうぞ。
■096 純白世界
雪のお題が続いたので、機関員で。これも、とある過去作の続きな気持ちで書いてる。一応単品で読んでもわかるようにはしているつもりなので余計な手間はかけさせてないはず…
例によって雪が好きな11。弊6は雪が大嫌い。寒いし、白くて眩しい。
午後は拗ね倒して11にあれこれ理不尽なわがままを言いながら、あたたかく過ごしてほしい。
■097 旅行最終日
けっこう悩んだ。もっと旅感を出させたかったのだけど、旅慣れていないので難しかった。
ストラップとかお揃いとか、弊116にどう絡めるかいろいろ悩んで、結局また毛玉を出してしまった。意味わからんオリキャラもどきはもうこれきりのつもり。
あちこち旅行に行く二人はいずれゆっくり書いてみたい。
■098 秘密の花園
テーマを思いついたときは盛り上がったけど、落とし方で迷走してよくわからない話になってしまった。存在しなかった城でも、忘却の城でも、亜空間でもいい。11の秘密の花園はあると思います。そんな話を、昔書いた気もする。本当は、刈り取る方が目的、なんてね…本文に入れろ。
■099 寂光
たこ焼きはもういいよ……と頭を悩ませているうちに、以前のたこ焼きの話から発展させようか、と火が付いた。ら、急に自分の中で爆盛り上がりした。素敵な表現の多い本をよんだからか、ちょっといつもよりいい表現が書けたきがする。色々と気に入っているし、力作。
浴衣の色は11紺藍と6深緑。11は髪を結っていて、紫色の飾り紐がまた桃髪に映えるのだ。
体格はまるきり男性的なのにあまりにも華のある美しさとそのギャップに周囲の視線を独り占めしているに違いない。
■100 何でもない日
記念すべき100話目は、なんとなく機関員で書きたかった。
普通にお茶して甘いものを食べながら何でもない日を慈しむか、シャンパンにケーキでちょっと特別感出しながら静かに楽しむか悩んだ。
『特別、なようでいて、これが二人のありふれた日常』。そうだったらいいのになあ。
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2020年はお題に真剣に向き合っていた。
お題に沿って書くと決めた中でよかったことは、自分で思いつかないようなテーマに向き合う機会が得られたこと、それによって得た知識や興味があったこと、が大きい。少なからず書くことの訓練になったし、とはいえ楽しく書くことができた。私は文章を考え書き綴ることが大好きだ。
しかしながら、正直なところ少し疲れた。もちろん楽しかったのだけど、かなり多くの時間を創作に割いた。義務に感じていたところもある。趣味なのに。
前半は一応、『一日一作書く』ということを目標にして取り組んでいたけれど、他作品と並行したりするのが少し厳しくなって、そのあたりから期限を設けるのはやめた。お題もほとんど新しいのが出なくなってきていたし、それに関してはのんびり取り組めるようになってよかった。
残りは17個。二日ほど引きそびれてしまった日もあるけれど、初めて診断メーカーさんを発見した日からほとんど毎日引いている。まだ見ぬお題は残り4つです。もういい加減待っていても出なさそうなので、タグとかで検索しに行ってもいいかなあなんて思ってる。まあ、いつか取り組むその時にでも。
引いたお題の中でも、「ちょっとこれは解釈違い…」と感じてしまい避けてしまったものもある。
でも今回のたこ焼きのように、曲解に曲解を重ねて連想ゲームから捻りだすんでもいいかなあと考えている。せっかくここまで書いたから完走したい。時間はかかってもやり遂げたい。