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2021.4
【創作】桜にまつわる小話詰め
本当は四本くらい詰めるつもりだったけれど、桜にまつわる小話でまとめたくなってしまったので少ないけど二本でいくことにした。
創作と関係ないけど、巷で話題だったお酒のガチャをやったんですよね。控えめに言って最高でした。
春の酒ガチャというだけあって桃色や桜をイメージしたパッケージのかわいいものが多く、推しカプ色だな??って思うものもいくつかあったり…
カタログを眺めていて『ホシノアワ』がいちばんパッケージが素敵だとおもったので、開封して最初に目に飛び込んできたのがこの子で本当に嬉しかった。コルクは怖いです。四分の一くらいは吹きこぼすっていうレビューがいくつもあって震えてる。四分の一って1000円以上相当……閑話休題。
春だし、桜にまつわる116の話は書きたいなあと思っていたところで素晴らしいインスパイアを受けました。感謝感謝。
・はるほたる
花×幻影って美しすぎるな…ため息が出てしまう。数少ない公式設定を盛り込むのが目標だったのと、ご機嫌でお花咲いちゃう11が書きたかった。
桜とほたるのパッケージはこの二人には甘すぎたかもしれないけど、ほたる好きなんです…あの儚い感じ、6に似合うと思ってる。
うちの子設定になってしまうけど、弊ノバデ6氏は酒に関してざるです。現パロ6さんは逆にちょっと弱い。11はご機嫌になっていくタイプ。
・ホシノアワ
桜の木の下にナニカを埋めている116は一度書きたかったテーマ。
死体でも、二人だけの宝物でも、手紙でもキャンディでも眼球でも何でもいい。
たとえば、衝動的に誰かを殺してしまった6と、計画的にその処理をしてくれた11。
たとえば、こっそりやり取りした二人の日々のかけらを、別れを前に一緒に埋める夜。
だいたい前者を想像すると思うけど、後者も捨てがたいな……と今書いてみて思った。別れを切り出したのは6。切り出したくせに、告げた瞬間後悔している。11は6が揺れてるのも気付いてるけれど、彼の決意を後押しする。二人は別れるけれど、ナニカを一緒に箱に閉じ込めて地の底に隠す。二人の本心と、秘密の小箱の在り処を知っているのは桜だけ――。なんつって。何の話だっけ。
ホシノアワをそのままタイトルにするのはかなり苦しかった気がする。けどパッケージの美しい夜空を見たら、燃えるように咲き誇る桜の大樹とその根元で展開される二人の秘密の夜のストーリーがこんこんと湧いてきたのだ。ということでそのままつかってしまった。
脱稿(?)乾杯したい。誰かコルク開けてください。
久しぶりにだいぶポエミックだったなあと読み返して苦笑いしてしまう。
あと最近やたら句読点が多いきがする。おそらくは、呼んでいる本の影響(←まさにこういう)
年末から年度末にかけてインプットに注力していたせいか、書く方面に関してはちょっとスランプ気味であまり筆がのらない日が続いていたけど、一度読書はやめてみたらまたアウトプットモードに戻ってこれた。不器用なのでバランスをとるのが難しい。
今後もなにかの琴線に触れる出会いがあったら作品にしていけたらいいなと思ってる。