【創作】Blanc et Noir

振り返りとだらだら語り。 ※ログより



≫闇夜の抱擁
THE・お耽美116がテーマ。
私は機関員の11は圧倒的闇であってほしい。という願望があるので、終始彼の表現を黒だとか闇だとかにしつこくこだわった。一言もしゃべらせてあげられなかったけど、言葉もなくただ求め合うような116よくないですかよいです。
『彼の香』については、書きたいことは書けたけど、なんかくどかったようにも思う。もう少し書きたいことを書き連ねつつすっきりまとまる文章になってほしい。
全体的に今回は、文章をまとめるのに苦戦した。予め書き出しておいた「書きたいこと」がきれいな文章になってくれない。【考えるな、感じろ】って言い聞かせながら書き上げた。雰囲気小説です。

≫追憶と白の部屋
またこのパターン。心を得た彼に悶々させたがり。でもこれはずっと前から温めていたテーマで、波音とその過去に嫉妬しちゃうイさんが書きたかった話。
一番最後に入れようか悩んだけどやめた文言。
「毎日光あふれた朝が来るのに、貴方だけが僕の世界にいない」
いやどんな悲恋だよ…(悲恋です)

 



イさんと6さんは、考察するまでもないけれど、とても対照的な存在。
薄暗い地下で幻影を操りながら黒コートを身に纏っていた№6さんと、
輝ける庭で最先端の科学技術を駆使して研究に勤しむ白衣纏うイさん。
二人を黒と白に喩えて、ふんだんにそれらの表現を盛り込んだ。
それらをさらに引き立ててくれる存在として、闇を纏う11、光の少女ナミネをそれぞれ一緒に書いてみた。この辺考えるのは楽しかった。ナミネちゃん、ノバデのはずなのになんて眩しいんでしょう。好き。

何か大きなテーマがあったわけじゃないけど、対照的な二人が書きたかっただけの作品。
本当は9月くらいから着想していたのだけど、なかなか筆が進まずぎりぎりまでかかってしまった。