【創作】お題詰め12

いつか書き上げられたら…とは思っていたけど本当に完走できる日が来るなんて、と感激してる。
丸二年かかったことになる。よく成し遂げた。自分を褒めたい。



 

111以降残ったものたちは、特に解釈違いだったり匙を投げていたものが多くあったため、完成させるのにかなり時間と労力を要した。結局無理矢理書き上げただけの山も落ちもないはちゃめちゃ文章のものも多いけど、最初からこの取り組みのコンセプトは「量をこなすこと、とにかく書き上げること」だったので、その点で言えば無事達成できたのかなと思う。妥協も大事。

作品ごとに。

■111 喧嘩をして相手を泣かせた
最も苦労したお題ベスト5に入ると思う。喧嘩話は苦手なんだけど、曲解を重ね『喧嘩は闘い、流すのは涙ではなく血』という物騒極まりないメモが出てきたのでこの回は物騒回ということでまさかのバッドエンドと相成りました。
「ごめんなさい、あなたのことを~」の文言は入れるかかなり迷ったけど(書いたくせにって感じだけど正直解釈違いではある。6は救うだとかそんな意志で動いているわけではない)そこは気持ちとしてお題に寄せていれてみた。私の解釈に寄せるのであれば、こんなこと言われたら11はブチギレて同情の余地なくとどめを刺すでしょう。

■112 喧嘩をした勢いで
最も苦労したお題ベスト1か2を争う。111はまだ曲解の末機関員としての二人を自分の解釈も交えて書くことができたのだけど、いやまた泣くんかい!!って思いながら頭抱えてた。正直完走できると思ってなかったからもう諦めの気持ちで残してしまったのもある。
本文末にも書いてしまったけど、喧嘩話は苦手です。どっちかを悪者にしたいわけじゃない。不仲な二人を書きたいときもあるんだけど、なんというかそれはそれこれはこれ…自分の書きたいものにうまく寄せられなかった…どちらかを悪者にしたいわけじゃないんだ…許してくれ…って書いていてずっと苦しかった。

■113 スキップ
これも大変苦労したシリーズ。お題的には可愛いー!ってなるのだけど、自カプ…??と考えたら何も思い浮かばなくて笑。観念して、他のお題を引っ張り出してそれに寄せて書いた。もはや何でもありです。ルールは自分。
それにしても本当にこのお題製作者様は私のツボを的確についてくる。ここ一年はちょっとチェックしていないのだけど、クリスマス、ハロウィン、ポッキーの日、正月と期間限定で季節のお題を10個ずつくらい配信されていました。さすがにそこまで網羅するつもりはなかったのだけど、お題原文がとにかく萌えるので全部控えてあります。折を見て番外編として挿入するかも。

■114 「 券」と書かれた紙をくれた
ようやく難儀だったお題たちを完結させたので、爆裂ハッピーな推しカプが書きたくてそっちの方向に全振りした結果めちゃくちゃぬるくなった。
在宅ワークしているけど、別に感染症に脅かされることもなく平和な世界で暮らしています。きちんとした形を取らずにだらだらとい続けてしまっているような状態もまた美味しいと思う。色違いのマグカップは宝物です。何の話?

■115 もっと××××
とりあえずスタ爆という単語に気を取られまくったのだけど、結構好きなパターンだった。
現パロでお題に沿った感じで書こうかと思ったけど、ぬるいのが続くので機関員にしてみた。と思ったら無意識のうちにちょっと前に書いたやつにものすごく似てしまったことにアップした後気付きました。展開も、表現も、完全に被ってる。あちゃー…と思ったけど、いや100個も書いてこれまで被らん方が凄かったわ、と開き直って、なんか面白いしもうそのままにしてある。

■116 満員電車に乗る
満員電車パートよりも寝起きのシーンを考えるのが楽しかった。これもなんか似たような展開を過去に見た気がするけど、好きなものは何度書いてもいいって偉い人が言ってたから大丈夫。寒い日、朝、寝起きをテーマにした話は一億通り読みたい。
前夜に何があったのか考えるとにこにこしてしまいますね…今書いてます。

■117 宅飲みで酔って絡み酒
これは実はもっとえろっちく書きたい話だった……けど、謎のこだわりでこのシリーズは全年齢対象で貫くと決めていたので、ぎりぎりセーフのラインまで削り込みました。
どうしても6さんがザルな設定が好き。なんでだろう?6がめちゃくちゃ酔ってる話も書いたことあるとは思うけど、やっぱり冷めた感じが好きなのかもしれない。オリジナル設定ですみません。

 

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今後書くものとしては、ずっとこじらせている中編パロディがあるのでまずそれと決着をつけたいと思ってる。あとはちょこちょこ思い浮かんだ小ネタを小話として合間で上げていけたらいいなあ。
まだまだ書きたいものがたくさんあって、その多くが書き途中だったりいい感じのプロットのまま放置されたりしているので、今年はそれらと向き合って一つずつ仕上げていくことが目標です。
しかし一つ大きな目標を達成したので肩の荷は下りた感。
お題製作者様に絶大な感謝を。