【創作】止まず遣らずの雨の音

振り返りとだらだら語り。 ※ログより



推しの日の記念作品。6月なので、ずっと書きたかった雨の日の推しカプです。

タイトルにこだわれたのは初めてかもしれない。雨にまつわる単語一覧を眺めていたらポンと出てきたその単語が作風にあっていたので採用。音の響きもそこそこリズミカルにすることができた気がする。タイトルばしっと決まると嬉しいし一気に愛着湧くな…
好みをふんだんに入れることができたのも楽しかったポイント。シチュエーション、体位、やりたい放題です。自分の萌えを追求した。
去年からのこだわりとしてこの日この時間に投稿したいという思いで書いていたので、それが今年も達成できて満足。去年は字数までこだわってそろえたけど、あれかなり無茶しないとできないので今年はパス。

反省点。
【突然欲情して事に及ぶ】っていうそもそも急展開な話が書きたかったのけど、それにしても急展開すぎた。描写があと一息って感じ。なんなら急に欲情した場面こそ丁寧に書きたかった。相手がどんな様子だったか、自分がどう感じたか。もうちょっと頑張れたんじゃないか…と思いつつも、その場面と同じくらい早く次の本番場面に行きたかったから、簡素にしてしまった。妥協ポイントそのいち。
あとは最後のわずかな会話もかなり悩んだ。全部お見通しだったっていうのをどう出すか、またそれを目の当たりにした時の動揺とか。締めくくりになるし二人の関係に言及する大事な場面だったのに、迷走しすぎて深みが出せなかった。妥協ポイントそのに。
会話が少ないのは意図的ではある。もちろん私の技術不足でもあるけど、たくさん会話して二人の関係性を見せるというよりは、二人を取り巻く雰囲気と、内に秘めた気持ちや欲情、シチュエーション描写に重きを置きたい回だったので、あえて増やそうともしなかった。
本当は2Pでの行為の場面は一切「」をつかっての発言はなくそうとしたんだけど、読み返してみたらあまりにも文章が詰まりすぎて読みづらかったので最低限だけ書き加えた。そうすることで長々しい地の文が分断されて、多少はましになった気がした。気がしただけ。たぶん読みづらい。

推しの日のうちに読んでくださった方が少なからずいて、リアクションもいただけたので嬉しかった。自分としてはとても気に入っている作品です。まあ、どれもそうなんだけど。