【創作】夏盛り、暁を待つ

振り返りとだらだら語り。 ※ログより



どうしても書きたい!という気持ちが止まらなくて勢いで書いた推しカプの麦茶話です。

日々暑すぎるので、こんな時は推しの麦茶話が読みたい書きたい、という衝動から始まった。
メインの濡れ場以外も、朝顔市に二人で行く場面を丁寧に書くことができたと思う。
本当は風鈴市に行く話の予定だったのだけど、なぜか途中から朝顔市になってた。
まあお花属性かませるのもらしいかなと思って、少し苦戦しつつも続行。結果的に満足な出来だと思う。
相変わらず会話は少ないけど、もう自分の作風はそういうものだと割り切ろう。昔は地の文や風景、心情描写をもっとかけるようになりたいって思ってたはずだし。
今回すごいなと感じているのは、「こんな話が書きたい」と思ってからアップロードに至る期間が僅か5日であること。衝動のままに書いた。反省点はありつつも、とにかく形にしたいと思う気持ちに忠実に作り上げることができた点は満足している。
タイトルは非常に悩んだ。時間はかかったけど、結果としてそこそこ納得の出来かな。
『暁を待つ』はもらった朝顔が花開くのを待っているっていう意味…うん…センスはそんなにない…

実は最初はちゃんとベッドで致す予定だったらしい。書いたときのメモを読み返していたら『やっぱり床で致しましょう。シーツ洗わなくてよくなるし。』って書いてあって草。

 

今回の話はテーマを上げるとしたら『夏』『麦茶セ』なんだけど、『朝顔』『風鈴』を盛り込みすぎて落ちの辺りで収拾付かなくなって困った。
最初は朝顔要素なかったのに、途中で無理やりねじ込んでしまったくせにかなり重要なポジションを持ってしまったし、それでも風鈴は最初に思いついた要素だからどうしても外したくなくて、とかそんな風に欲張っているうちに最終的な扱いに大いに困った。
結局朝顔を貰いつつ風鈴を渡す、みたいな感じで無理やり収めた感…。
これはタイトルを考えるうえでもすごい悩ませてきて、『朝顔』をタイトルに入れたいのに、じゃあ風鈴の扱いは?風鈴より朝顔がメインだっけ?とかあれこれ考えてしまって、全然決まらなかった。
以前の自分だったら『朝顔と風鈴』とかいう捻りもクソもないタイトルで満足していたと思うんだけど、そういうのもそろそろ卒業したいなって思って、真面目に考えた。
夏っぽさを出したくて、でもあまりダイレクトにはしすぎず、簡素すぎず、でも語感がおしゃれで……ほらまた欲張り。
最終的に突然降りてきたものに勢いで決めた。
全体的に衝動が強く、書き上げたさ第一で文章は粗削り。もっと時間置いて読み返したりすれば洗練されていくんだろうけど、とにかく完成させたいっていうのが何よりもあって、最低限の読み返しでアップしてしまった。色々考えることはあれど、また一つ自分の中の衝動を形にできたことに今は満足している。

本当はおまけ話を書きたかった。
エアコンがガンガンに効いた部屋で寄り添って眠る話。焼けるような熱も夢中になるけど、穏やかな体温に寄り添って眠るのもいいよね的な。書けたらそのうち。