【創作】記憶喪失シリーズ、完結
漠然と頭の中に思い描いていた物語を、納得のいく形で無事完結に持っていくことができてて本当に嬉しい。書きあがったものを読んで、ほっとしている。2023年、幸先良し。
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・6……11への恋を自覚しきれていないが、聡明な11には惹かれている。続きを読む
他の女性とデートなのだろうと思い込んでもやもやして恋を自覚しかける。
諦め半分。叶うはずなど万に一つもないと思ってる。
だから自覚していないというよりは傷つきたくないから目を逸らしている感じ。
・11……6への気持ちはしっかり自覚している。
強気に攻めていくし今日のデートで落とすつもり満々だったけれど、
あまりに相手が上の空なので今日のところは断念。
(前略)仙醍キングスのオーナーである服部勘吉は、チームのあまりの弱さについてコメントを求められ、「仙醍峡の紅葉を知っているか」と答えた。「仙醍キングスはあの紅葉と同じようなものだ。毎年、見物客が訪れるが、紅葉が勝ったり負けたりするか? しないはずだ。紅葉に勝利を望むだろうか? それと同じだ。仙醍キングスは勝った負けたではなくて、そこに在ることが大事なのだ」伊坂幸太郎『あるキング』