【創作】或る発火点、至る臨界点

ずっと書きたいと思っていたものをようやく形にすることができた。うれしい。
激しい戦闘した後、興奮冷めやらぬまま、傷とか負ったまま、神経が昂るままに求め合ってしまうような……
そんな推しカプが見たい書きたい!という気持ちが原点。

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雑記

過去の作品をちょこちょこ修正中。時が経つといろいろな感性が変わる気がする。これは内容や技術の話ではなく、レイアウトの話。

サイトを作る前に支部に挙げていた作品(〜2019年頃)はやたら改行が多くて、サイトに移行するときに辟易していた気がする。サイトを立ち上げたときに(2020年頃)やたら改行を無くしてキツキツの画面になるようにわざわざ調整してた。

そして最近(2023年)やっぱりWEBにおいてはある程度の改行が必要だなと感じ、目についたものからちょこちょこ修正を入れるようにしてる。適度な改行と、作品末尾の【fin.】を消していく。finじゃなくてアップロード日を以てfinの意味とすることにしたので、できるだけないほうに統一していく。最近はずっとないんだけど、途中まで入れてたぽい。

とにかく量が多いので大変。まあぼちぼちやっていく。

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【創作】バレンタイン2023

好きな創作者さんがいる。仮にSさんとする。全然違うジャンルでコンスタントにずっと作品を書いている人。漫画描きさん。
Sさんの作品は読みごたえがある。ページ数も多いし、ストーリーも骨太。そこに乗ったキャラクターたちの心情の変化がいつでもとても豊かに描かれている。傾向としてはシリアスなものが多い。わりとパターン化されていて、すれ違いがあり、避けたりぶつかったりしながらも最後はお互いの気持ちをちゃんと理解し合う、というもの。

この人は切ない話ばかり書くなあといつでも思っている。紆余曲折を経て最後はいつもハッピーエンドになるのでその点は安心して読むことが出来たのだけれど、どの話もすれ違いや喧嘩、忘れられない過去の相手の登場という不安要素が必ずあって、もやもやした気持ち、もどかしい気持ちにさせられる。作品数はかなり多い方だけど、どの作品もそうだ。たまに違うカプを書いてもそうだ。
物語の中でくらい幸せな二人を見ていたい私としては、自分とは正反対だなあと思っていた。でもだからこそ物語に深みが出る(最後に確かめ合う二人の気持ちが強固になるとか。落としてあげるみたいな)とも感じていた。そこがこの人の作品の好きなところだ。好きだけれど、憧れるかと言えばそれはまた少し違うかな、とも。

ところが最近の私は、すれ違う二人の話ばかり書いている。 なんか、そういう時期っておとずれるものなのだろうか。 一応自分の中ではまごうことない両思いで、そこに行きつくまでの過程としてすれ違っている二人を書くことが楽しいのだけど、まさにそういう感じ?だって、この設定の二人に関しては両思いになって幸せになるところよりも、色々な葛藤とかすれ違いとか些細な嫉妬とか、そういうのをかくのが楽しい。その先の幸せな未来は、きっとあるのだけど、その場面を書きたいとそこまで掻き立てられない。
Sさんがどういう思惑で書いているのかはまったくわからないけど、やっぱり年々趣味嗜好って移ろうものだなあと感じる。テセウスの私だ。

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